いつも出発は0
東京新聞から
子猫抱く母の背中の平和かな
安保保障法制の見直しの国会論議。噛み合ないのは、「中国の脅威」について正面から議論をしないから。
中国は尖閣諸島への野心を隠さず、いま南シナ海の岩礁の埋め立て・軍事基地化を急いでいる。そんな中国に対する抑止力を高めるために、米国や豪州などと連携を強化する。それが、安保法制を見直す根本的な理由だ。
しかし、政府与党は、名指しで中国を刺激したくない。野党も中国を脅威と認めれば、日本の対応を問われる。その具体的な対策を持っていない。
「ファインディング・ニモ」や「レミーのおいしいレストラン」は、まずシチュエーションがとてつもないから、お客さんを引きつける。けれど、それを無理なく(?)お客さんに理解させるためのエピソードの積み重ねがちゃんとしてある。だいたい、面白くない脚本はシチュエーションが平凡で、乗り越えるべき壁が低いんだ。
今日から、「柿山伏・ぶす」の稽古開始。読み合わせと荒立ち。いつも出発は0だ。良い作品にするためには、いつも以上に奮闘しないと。
夏の児童館での「むずむずうずうずコンサート」が北海道の2ヶ所で決まった。政府は安易に予算をカットしてしまったけれど、火を絶やすまいと頑張っている人たちがいるんだ。感動的だね。頑張っていいショーにしよう。