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5月20日


二時間後の六時半に起きて、七時に出発。

ラッシュアワーの中、羽田飛行場へ。

窓際のボク、その隣にアリコ。その隣りが、フランスの青年。フランス青年は日本語がぺらぺら。村上春樹を文庫本で読んでいた。

ド・ゴール空港からパスで、オペラへ。娘のユニコと合流。バスで、友人宅へ。夜は、友人の息子さんと一緒に夕食。ワインとパントチーズとペースト。フランスのそれは、うまい。

マクロン新大統領と二十四才年上の奥さんは、奥さんがやっていた演劇のサークルで知り合った。そこで、マクロンが恋に落ちて、ラブコール。15年後に結婚。でも、国語の教師が、演劇サークルに入っていたり、子どもたちを集めて演劇をやるのは、広くやられていることらしい。それが、フランス人の表現力交流力になっている。大統領は演劇好き、小説も書く。

息子さんは、高校の頃に、ピーター・プルックに演劇を習ったことを誇らしく語っていた。フランスの文化に涎もの。


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