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5月21日


二年前に来た時の川沿いの大道芸フェスティバルが、あまりにも面白かったので、期待に胸躍らせて向かった。

けれど、パフォーマンスは終っていて、拍子抜け。理由は、前回は、時間をずらして、いろいろな作品を上演したいたのだが、今回は、同じ時刻に始まり終わってしまったらしい。また、日曜日よりも土曜日の方が上演作品が多く、日曜日だった今日はそれもマイナス要因だった。

まだやっていたのが、街角での一人芝居。作り物の男根を股間に装着している女優さんの一人芝居だったが、ぱっとしなかった。そこを離れて、ぶらぶらしていると、ベンチャーズ風の曲が聞こえて来た。向かうと、台の上の男をリーダーに、三人の女性ダンサーが踊る緩いミュージックイベント。けれど、お客さんたちは、その緩さを楽しんでいた。ラストはお客さんも一緒になって踊って大盛り上がり。

「星の王子様」をやっているというので、勢い込んでいった。しかし、期待がぽろぽろと地面に転がっていく心持ちの舞台。4人の出演者での公演だった。王子様は大人だし、装置は安直だし、演出に何の工夫もないものだった。

次に、教会の地下での展覧会に。友人も合流。友人やユニコの知り合いのアーティストが参加していた。教会の地下の雰囲気のある空間に4・5人のアーティストの作品が展示されていた。どれも面白く、知り合いのアーティストの、針金の骨格を和紙で覆い、中にランタンを仕込んだ大きなオブジェ。様々な材質やありものを変形彩色したお面の数々、鮮やかで色とりどりの服を着ているアフリカンの女性たちの絵、が面白かった。

今日と明日は、様々な空間やアーティストのアトリエを解放したパリ中の展覧会が行われているとのこと。もっと見ようと、参加アーティストの作品が集積されている会場へ。そこには、参加アーティストの15センチ四方の作品が壁一面に整然と並べられていた。全部、45フランで、間近に迫った母の日のプレゼント用らしかった。

コインランドリーでも布に絵を描いた作品が展示されていた。粋だった。

噂の「正宗」という中華レストランで、たっぷり美味いものを食べて、ご帰還。この日は、眠たくて、早々とベッドへ。


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