2018.12,17〜23
様々な舞台(コンサート・演劇など)から最後に見えてくるのは、流派などを越えた、その人の思想や感性や人間性だ。茂山千作さんの自由さ、ファジーさ。狂言の型が崩れているか、崩しているのか、狂言というよりただ芝居をやっているという風に見える。あれでいい。
明日の公演の為に、関西に向かって出発。ホテルに着くと、親戚が待っていてくれて、親善を深めことができた。これが、旅の仕事の嬉しいところ。
ボクは朗読の会というものに、抵抗があった。いや、いまでもあるな。何か俳優が手を抜いてるようで。でも、ラジオなどでは、素晴らしい朗読を聞いていた。中村翫右衛門さんや「宮本武蔵」の吉川英治さんには、心底鳥肌が立った。それでも…
俳優というのは、台詞を覚えるのはあったりまえで、その役を自分の血と肉と骨にして、お客様に問うものだと思っている。つまり、ボクは根っからのド肉体派なのだ。けれど、いつの間にやら、「知念さんちのお茶会」という朗読ライブをレパートリーとして公演している。書物を漁って、気に入った詩や言葉を集めて、構成してライブショーに仕立てている。
日常では、掃いて捨てていい言葉で充満している。けれど、素敵な言葉も限りなくある。良寛、茨木のり子、まどみちお、天野忠、鈴木志郎康、寺山修司、ランボー、忌野清志郎、落語、講談、俳句、和歌、川柳、都都逸、歌謡曲、ロック…もう限りない。それを「紹介する」のが嬉しくて仕方がない。ね、いいでしょう、いいでしょう、って。同じ書き手として、嫉妬しながら。
「エクゼティブ・ディシジョン」
何気に見たのだが、なかなか緊張感のある映画だった。
2018.12.18〜19
丹沢の山奥で、サーカス合宿
2018.12.21
中学のワークショップの打ち合わせ。そして、中学演劇部に行った。
「ミッション・インポッシブル」
まずまずの面白さ。
12.22
雨のため野外のティシューは中止で、室内のコントーション。
脚本執筆。湧別用美打ち。市民ミュージカル用美打ち。
市民ミュージカルの稽古。きっちり進むほかない。
「スピード」
相変わらずやたら他面白かった。
「ディシジョン」
良く出来ていた。
12.23
「市民ミュージカル」の稽古。
帰団して、劇団のクリスマスパーティー。
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