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  • 執筆者の写真: 正文 知念
    正文 知念
  • 2018年11月1日
  • 読了時間: 1分

演技は形から入ると、ドラマにならない。なぜなら、人間は一人一人がオリジナルだからだ。形を自分にはめることになって、そのオリジナル性を多様性を制限してしまうのだ。

たとえば、年寄りを演じる場合、歩幅が短く、キンキンする聞きにくい声が定番だとする向きががある。けれど、現実は若者よりも足取りは軽く、低いいい声で話す老人は少なくない。様々な老人がいるのに、ありきたりのものにしてしまう。

本人はやってる気分なのだろうが、ドラマを組み立てるこちらにしたら、その形を壊して、広げて深めて…。二重手間。やれやれである。


 
 
 

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